月とタバコ

本の感想とかもろもろ

5冊目 おんがくねずみ ジェラルディン

レオ=レオニの「おんがくねずみ ジェラルディン」という絵本を読みました。レオ=レオニと言えばスイミースイミーと言えば教科書。教科書と言えばスイミーでお馴染みの、レオ=レオニです。レオ=レオニってたくさん絵本書いていたんですね。本のカバーに18冊もあって「ふぇ!?」って図書館で一人唸ったのは秘密です。

 

音楽の存在を知らない、表紙に描かれているかわいいネズミ君が、ある時でかいチーズの入手に成功し、かじっていったところ、表紙の黄色いチーズネズミが登場。そのチーズネズミが自分のしっぽを笛に見立てて音を奏で、それでネズミ君が音楽の存在を知り、「音楽ってすげぇ!!」って感銘を受けるお話。

 

音楽が好きな自分にとっては、とてもうれしいし、最終的にこのネズミ君は自分で音楽を奏でて、音楽を自分のものにするというところが何よりすごい。自分の音を奏でる。自分で音楽を楽しむことが何よりの喜びというところが素敵。音楽って自由でいいんだってそう感じました。

 

自分で音楽を奏でることのできない私は、このネズミ君がちょっぴり羨ましくて、日々生産されている音楽を一方的に聞くことで消費している。CDは買うけど、でも音楽をあらゆるアーティストが精魂込めて作った音楽を使い捨てのごとく消費している気がして、1曲1曲ずつ改めて音楽に向き合ってみたいという気もしました。うんこれは別の話だな。

 

子供向けのようで、大人にも向けられている絵本だと思います。音楽消費論的なことは私の考えすぎです。